高校生の宇高ユリは、ある日の帰り道、空を覆い盡くすほどの巨大な飛行體と遭遇する。破壊される街、次々に殺されていく人間──気を失ったユリが意識を取り戻したのは、日常とかけ離れた異世界だった。そこで唯一出會った人間は、北沢千宙という男性。他に人間はいないのか、あれから友だちや家族はどうなったのか──帰りたい場所はまだ殘っているのか。ふたりぼっちのサヴァイヴァルが始まる!
作者簡介 高松 美咲 アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテストにて佳作、2013年冬のコンテストにて準入選をへて、『カナリアたちの舟』で連載デビュー。
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