汗と埃にまみれて、戦野を駆けまわること幾年月、その距離なんと一年で三千六百キロ。歩兵とは疲れるものなり…。下っぱ兵の身であれば、重い裝備を山積みにして、泣く泣く進(jìn)んだ強(qiáng)行軍。つのる思いは故郷のことばかり。足と根気だけがたよりの戦場(chǎng)ぐらしの日々を軽妙灑脫に描いた話題のイラスト?エッセイ。
作者簡(jiǎn)介 斎藤 邦雄 大正9年11月、群馬県藤岡市に生まれる。昭和16年3月、東寶在職中に召集により、高崎東部38部隊(duì)第1機(jī)関銃中隊(duì)に入隊(duì)。一期教育終了後の7月、北支「陣」部隊(duì)(河北省)へ転屬。20年6月、部隊(duì)は満州へ移動(dòng)し、関東軍の指揮下に入る。同年10月、シベリヤへ抑留となって、イルクーツク地區(qū)の四ヵ所のラーゲリを転々とする。23年7月、復(fù)員。東寶を退社してフリーとなり、「東京児童漫畫會(huì)」に所屬し、各児童雑誌に執(zhí)筆する。40年、フジテレビエンタプライズに入社、TVアニメの制作を擔(dān)當(dāng)する。48年に退社(本データはこの書籍が刊行された當(dāng)時(shí)に掲載されていたものです)
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