「6年間育てた息子は、他人の子でした——。大切に育ててきた6歳の息子。彼は、出生時に病院で取り違えられた他人の子供だった」。是枝裕和?監(jiān)督、福山雅治?主演で、カンヌ映畫祭?審査員賞を受賞した映畫『そして父になる』。現(xiàn)在、もっとも勢いのある尾野真千子、真木よう子という豪華俳優(yōu)陣の競演とともに話題を呼んでいます。本書は是枝監(jiān)督自身による渾身のノベライズ企畫です。映畫の余白を埋めていく、文字でつづられる家族それぞれの物語。
內(nèi)容（「BOOK」データベースより）
學(xué)歴、仕事、家庭。すべてを手に入れ、自分は人生の勝ち組だと信じて疑わない良多。ある日、病院からの連絡(luò)で、6年間育てた息子は病院で取り違えられた他人の子供だったことが判明する。血か、共に過ごした時間か。2つの家族に突きつけられる究極の選択。そして、妻との出會い、両親との確執(zhí)、上司の噓、かつての戀、子供との時間—。映畫の余白を埋めていく、文字で紡がれる、家族それぞれの物語。
作者簡介： 是枝裕和(これえだ?ひろかず)
1962年、東京都生まれ。早稲田大學(xué)卒業(yè)後、テレビマンユニオンに參加。主なTV作品に「しかし…」(91/CX/ギャラクシー賞優(yōu)秀作品賞)などがある。初監(jiān)督した映畫『幻の光』(1995年)が、第52回ヴェネツィア國際映畫祭で金のオゼッラ賞を受賞。2004年に『誰も知らない』がカンヌ國際映畫祭にて、映畫祭史上最年少の最優(yōu)秀男優(yōu)賞(柳楽優(yōu)彌)を受賞、『歩いても歩いても』(2008年)でブルーリボン賞監(jiān)督賞のほか、多數(shù)の受賞歴を持つ。2013年には、本作『そして父になる』で、第66回カンヌ國際映畫祭コンペティション部門審査員賞を受賞した。
佐野 晶(さの?あきら)
東京都生まれ。大學(xué)卒業(yè)後、會社勤務(wù)を経て、フリーのライターとして映畫関係の著作に攜わる。著書に『モンスターズ?ユニバーシティ』『トイ?ストーリー3』(ともに竹書房)などがある。
